FX ポンド/円 比較/沖縄物産.jp

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ポンド (オランダ語 pond) またはパウンド (英語 pound) は、いくつかの国で使用される通貨の単位である。代表的なものはイギリスのUKポンド。漢字では磅があてられている。

ポンドという名称は質量の単位にもあるが、通貨のポンドは、かつて1トロイポンドの高純度の銀を通貨の単位として使用していたことに由来する。

ポンドはかつては“libra”という名称(ラテン語で天秤の意味でもある)であったことから、UKポンドをはじめ多くのポンドの通貨記号は“L”の筆記体からきた“£”である。互いに区別するには、“£”のあと(まれに前)に国名の略記(ただしイギリスの場合はsterlingの略のstg)をつけ、たとえばキプロス・ポンドは£Cとなる。ただし、£はイタリア・リラにも使用されていた(イタリアでは現在はユーロが使われている)。

ディナールは、アラビア語で「ポンド」を意味する語である。

現行通貨
ポンドを通貨単位とする国および地域は以下の通りである。

イギリス - イギリス・ポンド(pound sterling、単にsterlingとも言う)
キプロス - キプロス・ポンド
エジプト - エジプト・ポンド
レバノン - レバノン・ポンド
シリア - シリア・ポンド
南スーダン - 新スーダン・ポンド
以下の地域で使用されるポンドは、イギリス・ポンドと同等の価値を持つ。

セントヘレナ - セントヘレナ・ポンド
フォークランド諸島 - フォークランド諸島ポンド
マン島 - マン島ポンド
ジブラルタル - ジブラルタル・ポンド
ガーンジー島 - ガーンジー・ポンド
ジャージー島 - ジャージー・ポンド
アイルランドでも、かつてはポンドを通貨単位としていた(アイルランド・ポンド)。アイルランドのポンドは「プント」ともいう。この通貨は1928年にSaorstat poundという名前で発行され、1979年までイギリス・ポンドと等価であった。アイルランドでは1999年にユーロに切り換えられた。また、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカでもかつてポンドを通貨単位としていた。マルタでは、1983年に通貨の名称をポンド(マルタ・ポンド)からリラに変更した。

円(えん、Yen)は、日本の通貨単位。 旧字で書くと圓。同じく圓と表記しうる中国の元、台湾ドル、香港ドル、そして南北朝鮮のウォンと区別するため特に日本円と呼ばれることがある

現在の日本の通貨単位である円(えん)は、明治4年5月10日(1871年6月27日)に制定された新貨条例で定められたものである。当時の表記は「圓」であった。通貨記号は\(円記号)が使用され、ISO 4217の通貨コードではJPYと表記される。ローマ字ではYenと表記する。

「円(圓)」という単位名は中国に由来する。中国では、銀は鋳造せずに塊で貨幣として扱われたが、18世紀頃からスペインと、それ以上にその植民地であったメキシコから銀の鋳造貨幣が流入した(洋銀)。これらはその形から、「銀円」と呼ばれた。後にイギリス香港造幣局は「香港壱圓」と刻印したドル銀貨を発行したのはこの流れからである。「銀円」は、その名と共に日本にも流入し、日本もこれを真似て通貨単位を「円」と改めた。1830年、日本は、香港ドル銀貨と同品位・同量の銀貨を本位貨幣とする銀本位制度に移った。明治政府が貨幣の形状から「円」と名付けたとする説は、俗説である[1]。

ローマ字表記が「en」ではなく「yen」である理由は幾つか想定されるが、最大の理由は、幕末から明治にかけての英米国人が「yen」と綴り、それが国際化したためと考えられる。史上初の本格的な英和・和英辞典であるヘボンの『和英語林集成』(初版1867年)では、「円」以外にも、「エ」「ヱ(we)」で始まる単語は全て「ye」と綴られている。これは先行する W.H.メドハーストの『英和和英語彙』(1830年)に倣ったものである(メドハーストは日本を訪れたことがなく、ジャカルタ(バタヴィア)を訪れた日本人から聞き取りをした。彼ら日本人の一部は、当時としても古い[je]音が残る地方から来たものと思われる。この語彙集には「e」と「ye」が混在し、冒頭の仮名一覧には「エ・え」に「e」「ye」の両方が当てられている)。しかしヘボンは、日本語の「エ」がごく一部地域を除いて、[je]ではなく[e]と発音されていたことを知っていたから、ヘボン式ローマ字が確立した第三版(1886年版)に至って、「円」と格助詞の「へ」以外、「エ」は全て「e」に改めた[2]。この時点で、すでに「円」は「yen」として定着していたと考えられる。その理由として、西洋語では「yen」の方が、他の単語と混同しにくいことが挙げられよう(仏語の前置詞 en など)。綴りに引かれて、外国では「イェン」[j?n]といった具合に「y」を発音する場合が多い。なお、歴史的仮名遣いは「ゑん(wen)」である。([je]から[e]への移行時期については、日本語の項の音韻史、または「ゑ」の項を参照されたい)

補助単位としては、

銭 - 1円の100分の1(1円=100銭) 厘 - 1円の1000分の1、1銭の10分の1(1円=1000厘、1銭=10厘) が規定されるが、銭および厘単位の補助貨幣および小額政府紙幣は1953年末に小額通貨の整理及び支払金の端数計算に関する法律によって小額通貨が整理された際に使用・流通禁止処分が取られており、今日では為替や株式の取引、少額物品の単価見積で単位としての銭が便宜的に使用されるにすぎない。

なお、円にはいくつか種類があり、第二次世界大戦終戦までは内地で流通した日本円の他、外地通貨である台湾円(台湾で流通)や朝鮮円(朝鮮及び関東州で流通)も存在した(南洋群島は例外的に日本円が流通)。

また、中国の通貨単位である「元」の正式名称は「(=圓・円)」である。かつて「"圓"の画数が多い」という理由で、その代わりに同音(yuan)の「元」が当てられ、今日に至る。韓国・北朝鮮の「ウォン」も「圓(=円)」の朝鮮語読みである。台湾のニュー台湾ドルや香港の香港ドルも、国内での名称は「元」ないし「圓」である。すなわち、これら東アジアの諸通貨は、みな本質的には「圓」という名称を共有しているといえる。なお中国語では日本円を「日圓」「日元」、米ドルを「美元」、ユーロを「欧元」というように、国・地域名を冠してそこで用いられる通貨を指す用法も派生した。